工務店、建築会社は、差別化の呪縛に縛られてないか?

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工務店・建築業専門のコピーライター小澤です。お仕事にてヒアリングをさせていただくと、ときどき、お客様からこんなコメントをいただくことがあります。

 

当社には、特徴がないからな…。だらか、アピールする点なんて、たいしてないんですよ。

 

謙虚なのか、事実なのか。そう思っている方が意外と多いこと。確かに世の中では、ビジネスをするうえで、「差別化すべき」と声高に言われます。これだけモノにあふれた時代にあって、お客様に気づいてもらい、選んでいただくためにも、同業他社と比べて「差別」できるものをアピールしたいところです。

差別化を意識しすぎて、発信しなくなるのが危険!

もちろん「差別化」は重要なことです。私もヒアリングのときに、お聞きする項目でもあります。ただ、あまりにも意識しすぎると、

 

他社と比べれば、自分なんて大したことない。

差別化になることなんでいない。

 

そう思いはじめて、何も言えなくなってしまいます。ここで問題なのは、「差別化」の呪縛にとらわれて、何も言えなくなって発信しなくなることです。もし、「差別化」になるものが何もないと思ったとしても、まずは発信してみる。

 

深く考えないで、まずホームページやブログで、「自社ができること」をすべて書いてみてはいかがでしょうか。こんなこと業界では当たり前だから、いまさら書いても仕方がない。そう思っていたことも、お客さんにとっては知らないことだってあります。だから、まず書いてみることです。

できることを、くまなく書いてみる。

さらに大切なポイントとしては、何を、どのように提供しているのか。くまなく書いてみることです。なぜかといえば、そこに差別化のネタがある可能性が高いからです。例えば、それは、

 

工務店の場合なら、
徹底的なライフスタイルを聞いたうえで、
住まいをご提案をしているとか。

 

飲食の場合なら、素材を仕込むときに
「ひと手間」加えているとか。

 

整体なら、学んだ技術に
別の施術を取り入れているとか。

 

ちなみに、これまで私は、たくさんの取材やヒアリングをしてきました。で、突っ込んで聞いてみたら差別化のネタが見つかったケースがありました。そのほとんどが、こうした細部にヒントがありましたらから。ぜひ、あなたのサービスを思うままに書きつくしてみてくださいね。

 

 

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