「私のキャッチコピーは、This is a pen.なんですね。」
先日、私のお客さん(Tさん)がポツリと、つぶやきました。
どーも、名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。あ、突然ごめんなさい。なんの話かわからないですよね。笑まずは、ことの経緯をお話しましょう。このときのTさんは、プロフィール作成の依頼のため、私のところにいらっしゃいました。
その打合せの流れから、Tさんが「私が書いたキャッチコピーを見ていただけますか?」となったんです。それが、これ。
スタッフが変わる。ショップがかわる。研修システムです。
※守秘義務のため、業種や内容を変えています。でも、こんな感じのものでした。これに対して私は、「単なる説明レベルですね」とお答えしました。
これでは気を引くこともできませんよ、とも付け加えました。説明レベルのキャッチコピーとは何か。私にあてはめると
私は、キャッチコピーが書けるコピーライターです。
と言ってるレベルのことです。そんなお話をしていたら、Tさんが
「私のキャッチコピーは、This is a pan.のように、単に説明しているだけなんだぁ。」と納得していただけたんです。まさに、その通りです。
Tさんに限らず、説明レベルのキャッチコピーを書かれる方は、かなりいらしっしゃいます。言っていることは間違いではない。でも説明しているだけでは、興味をもっていただけない。仮に説明だけするにしても、
3ヶ月で、劇的にスタッフが変わる。研修システムです。
こんな感じに、もっとメリットを感じてもらえるものにしないとキャッチコピーの意味をなさないのです。キャッチコピーは、その名の通り「心をキャッチ」しなければならないですからね。
ただし、サービスそのものが凄く特殊だとか、素晴らしいものだった場合、そのまま説明してあげるだけでいいときもあります。なので、判断に迷うところではありますが。
さて、これを読んでいるあなた。Tさんのように、説明キャッチコピーを書いてませんか? 一度ふりかえってみるのも、いいかもしれませんよ。