ついつい読みたくなる文章の流れ

ライティング

 

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

 

ネット上でモノを売るとき、本文の冒頭から露骨にセールスをしたら、誰だって読みたくないからスルーしてしまいます。となれば「読みたくなる文章」で誘導し、自然な流れで申込み・購入へと導く文章にしたいところですね。

 

そこで今回は、露骨なセールスをしないで、自然な流れで商品やサービスをアピールする文章の流れをご紹介します。題して [興味くすぐり型]。

 

人は好奇心の生き物です。関心を誘うような流れにする。それが [興味くすぐり型]です。主な流れとしては、以下の通り。

 

[興味くすぐり型]

(1) 興味を引くネタで「何?」と思わせる。

(2) そのネタを解説する。

(3) ネタに対して、自社サービスのメリットを説く。

(4) 行動を促す。

 

 

(1) 興味を引くネタで「何?」と思わせる。

文章の冒頭から、「何?」と思わせるネタから書き出します。この場合、自社商品やサービスに関わるものであることがポイントです。逆に、商品やサービスに結びつかないネタはやめましょう。そうでないと、単なる読み物になってしまいます。

 

文例

・肩こりは、強く揉むと逆効果。

・日本人の2人に1人が、ガンになる可能性があると言われています。

 

 

 

(2) そのネタを解説する。

(1)で興味を引くネタを書いたら、詳しく説明してあげましょう。または、「そのまま放っておくのは良くないよ」と警告する文章を加えるのも方法です。

 

文例

・その理由とは、強く揉むと毛細血管が壊れて、血行が悪くなるから。

・ガンは自分には関係ないと思わないこと。ガン保険を考えることも重要ですよ。

 

 

(3) ネタに対して、自社サービスのメリットを説く。

(1)で書いたネタに対して、提供する商品やサービスを紹介します。

 

文例

・当院の施術は、やさしく揉みほぐすのが特徴。

・当社のガン保険なら、特約が充実しています。

 

(4) 行動を促す。

商品やサービスをアピールするだけでなく、問い合わせや申し込みに誘導したいところです。具体的に「ぜひお問い合わせください」と書きましょう。さらに「ただいた限定キャンペーン中」など、行動を促す企画を盛り込むのも方法です。

いきなり商品をアピールしても、押し売りと同じです。興味や関心から気を引き、商品の必要性を感じてもらうこと。順序だてて書くことによって、読み手を説得していくこともできます。

さて、あなたのサービスに誘うには、どんなネタがありますか? ぜひ一度トライしてみてくださいね。

 

 

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