工務店・建築業専門のセールスライター&コピーライター小澤です。
工務店・建築会社の広報担当の方にとって、基本、商品の購入やサービスの申し込みにつなげたいと誰もが思っているはずです。しかし、あきらかなセールス文になっても読まれない。ましてや押しの強い文章になれば、逃げられてしまう。そこで重要になってくるのが、「文章の流れ(文章構成)」です。
そこで今回は、すんなりと読んでもらえて、購入や申し込みにつながる「文章の流れ」をお伝えしましょう。一般的に「文章の流れ」といえば、起承転結や5W1Hを思い浮かべますよね。でも、売るための文章はちがいます。その大きな違いは、目的にあります。
起承転結や5W1Hは、理解をしてもらうことが目的。一方、売るための文章は、「申し込み」につなげることが目的。当然、文章の流れがちがってきます。では、売るための文章には、どんな「流れ」があるのでしょうか。
悩みから誘導する方法
実は売るための文章を流れには、いろんなパターンがあります。その中でも定番的な「悩み」から書き出す流れをご紹介します。「悩み」から書き出す流れとは、以下の文章構成になります。
(1) 悩みを書く。
(2) 解決方法を書く。
(3) 解決方法としての商品を紹介する。
(4) 行動を促す。
(1) 悩みを書く。
まず、ターゲットであるお客さんの悩みを書くこと。これによって関心を誘うことができます。なお、悩み以外に不満、不安、不便さを書くことも有効です。
(2) 解決方法を書く。
悩みに対して、「こんな解決方法があるよ」と知らせてあげる。この場合、悩みの根本的な解決方法について書いてください。
(3) 解決方法としての商品を紹介する。
そのうえで、解決方法の一つとして、(アピールしたい)商品を利用することだと書きます。この場合、商品の機能、実績などを書くと説得力が増します。
(4) 行動を促す。
商品の良さを書いただけでは、不十分です。ホームページなら、「ぜひ申し込みください」と行動を促すことが重要です。これに加えて「ただいた限定キャンペーン中」などを書けば、背中を押すことができます。
今回ご紹介した流れですが、特にサプリメントなどの健康関連食品のチラシなどで使われています。それだけ不動の流れであり、効果のある流れということです。興味があれば、ぜひこの流れにチャレンジしてみてください。
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