「売り」「強み」を書くときに気をつけたいこと。

ライティング

 

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

 

 

私って、どんな売りがあるんだろう。他社と比べて、どんな強みがあるのかな…。キャッチコピーを書くとき、そんなことを考えるものです。

 

 

これだけモノやサービスが氾濫している世の中。いかに気づいてもらうためには、やはり「売り」や「強み」をちゃんと書くのは大切ですよね。

 

 

でもね、「売り」や「強み」を書くうえで、一つ注意してほしいことがあるんです。それは何かと言えば、自己的な視点で書かないってことです。

 

 

自己的な視点???

 

 

これだけだと何の意味がわかりませんよね。では、少し解説してみたいと思います。「売り」や「強み」とは、要するに「何が得意か」ってことでもあります。(すごく強引な例えですが)

 

 

この「何が得意か」が、誰かの役に立てれば、なんの問題もありません。特に、あなたが対象としているお客さんに喜ばれるものであれば、すごく理想的ですね。

 

 

問題なのは、誰にも目立ったメリットが提供できないケース。私の場合でいえば、「複雑な情報を整理整とんできる」ことです。これは私が得意とするものの一つですが、正直、お客さんにとっては、何のことかさっぱりわかりません。

 

 

自分が得意と思っていても、相手からは「それで?」となってしまう。これが上記でいう「自己的な視点」なんです。

 

 

もし、これをそのまま自分の「売り」や「強み」として、キャッチコピーとして書いてしまったらどうでしょうか? お客さんがピンときていないから、当然、見向きもされないでしょう。

 

 

世間では、「売り」や「強み」を訴えましょうと、声高にアピールしています。だからって、キャッチコピーに素直に「売り」や「強み」を書けばいいってものでもありません。

 

 

あなたが相手にしたいお客さんが「そんな強みなら、利用したい!」と思わせるものを書くこと。そこを押さえることが大事ですからね。

 

 

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