高額商品を売るのに適している「2ステップマーケティング」

マーケティング

 

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

 

 

あなたは、「2ステップマーケティング」をご存知でしょうか。少しでもマーケティングを勉強されている方なら、ご存知の売り方です。また名前は知らなくても、同様の売り方をしている企業さんもいらっしゃると思います。

 

しかし、効果的なマーケティング手法にもかかわらず、意外と現場に導入されている企業が少ないように思います。そこで今回は、「2ステップマーケティング」のメリットについてご紹介しょう。

 

 

2ステップマーケティングとは?

「2ステップマーケティング」は、見込み客を獲得から商品を購入してもらうまで、2段階以上のステップ設けるマーケティング手法のことを言います。具体的な例としては…

 

◎サンプル品、お試し品などで商品の魅力を感じてもらったうえで、商品を買っていたたく。

◎お客様に役立つ小冊子を無料配布し、見込み客をつかんだうえで商品を買っていたたく。

 

つまり2ステップマーケティングとは、最初のステップで見込み客を集めたうえで、2ステップ目で、その見込み客を購入者へと導いていく方法と言えます。同時に、「すぐには売らず、信頼関係を結んでから売る」というスタイルをとっているのも特徴です。

 

 

2ステップマーケティングのメリットとは?

◎高額な商品が売りやすい。

お客様との信頼関係を結んでから売るので、高額商品がセールスしやすくなります。

 

◎価値が伝わりづらい商品が売りやすい。

化粧品、健康食品、ダイエット関連商品など、実際に使わないと商品の良さが伝わらない場合、2ステップマーケティングが有効です。

 

◎見込み客のリストが集められる。

例えば、ネットショップで試供品を取り寄せる場合、見込客のリストが集められるばかりか、その見込み客リストをもとに関連商品や新商品をPRすることが可能です。その都度、新規顧客を獲得する手間が省けます。

 

◎リピーターになりやすい。

お客様との信頼関係がベースとなっているので、商品のファンになりやすいでしょう。同時にリピーターになっていただける可能性を秘めています。

 

 

2ステップマーケティングのデメリットとは?

◎仕組みづくりに手間がかかる。

2ステップを踏むということで、事前準備に手間がかかります。またどのようなステップで購入を導くのか、マーケティングの設計も必要です。

 

◎向き、不向きの商品がある。

「2ステップマーケティング」で試食や試供品を配るなら、コストがかかります。2ステップを踏むために、そのぶんの時間も必要となります。つまり、顧客単価が極端に低い商品の不向きということです。

 

 

ざっと簡単ではありますが、「2ステップマーケティング」についてまとめてみました。「2ステップマーケティング」には、ご紹介した通りメリット・デメリットがあります。だからこそ、自社の商品にあっているかどうか検討することが大切です。そのうえで導入すれば、初回利用や購入のハードルを下げるために有効な手段になります。

 

 

 

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