工務店・建築業専門のコピーライター小澤です。
どのように集客すればいいのか。工務店や建築会社の経営者にとって、つねにつきまとう課題ではあります。だから、現地見学会に来ていただくため、もしくは工務店や建築会社への資料請求を促すため、チラシを折り込んだり、ポスティングに精を出されていると思います。
でも、いかがでしょうか?
新聞折り込みで、ウン十万かけてデザインと印刷したチラシで、どれくらいの問い合わせがあったでしょうか。1件、2件でもあればいい方で、全く問い合わせゼロということもあったのではないでしょうか。
工務店の集客には、ネット戦略が欠かせない。
チラシを折り込んだり、ポスティングするのは、確かに一つの方法です。しかし、世の中を見渡したとき、ターゲットとしているお客様は、どんな情報を見て行動しているでしょうか。当然ながら、ネット検索ですよね。
それなのに工務店や建築会社の場合、ネットによる集客に関しては「ホームページがあるだけ」がせいぜい。工務店や建築会社の経営者ご自身は、ふだんの生活でネット検索しているのに、いざ自分の事業で家を売るとなったら「チラシ折込」というアナログ的なアブーローチをしている…。なんて、おかしくありませんか?
特に、住宅は、何千万もする高額商品です。今どきの一般消費者なら、当り前のようにネットで検索し、さまざまなハウスメーカーやビルダー、工務店などを比較検討しています。「この家は良さそう。でも、どんな暮らしができるのだろうか」と思いながら、検索しているはずです。
もっと言えば、折り込みチラシを見ても、間違いなく「どんな工務店、ビルダーなんだろうか」と思いつつ、ホームページで確認します。そう考えたとき、「ただホームページがある」状態では、大変もったいないと言えます。
収益をあげている工務店は、ネット戦略だけではない。
私が知る収益をあげている工務店や建築会社は、すべてネットによる集客を徹底しています。ホームページだけ見ても、「単なる会社案内のような内容」でなく、考え抜かれた内容になっています。お客様が知りたいことがもちろん、お客様に共感していただけるコンテンツが充実し、ただただ関心するばかりです。
またチラシを止めて、SNSからの誘導、メルマガの活用などで集客に成功されているのもお聞きしています。さらに、販促活動が上手な工務店や建築会社では、チラシやニューレターと絡めながら、マーケティングをベースとした集客に成功していらっしゃいます。
住宅需要は、ますまず厳しい時代へと突入しています。生き残るためには、これまでの方法での集客でなく、ネットを絡めたマーケティングによる集客が必要不可欠と言えるでしょう。遅くはありません。今からできることをスタートされることをオススメいたします。