工務店、建築会社(ビルダー)、リフォーム会社の効果的営業とは?

マーケティング

 

工務店・建築業専門のセールスライター&コピーライター小澤です。

 

なんらかの方法で出会えた見込み客に対して、まずはテレアポを取って会いに行く。または、来店を促す。工務店、建築会社(ビルダー)、リフォーム会社の経営者の方々なら、それは当たり前の営業活動の一つでしょう。

 

同時に営業経験のある方なら、「何度も会うことが大事」ということがとても大切だと、実感されているのでしないでしょうか。

 

好感度を上げるなら「ザイオンス効果」を意識すべし。

実は何度も会うことの大切さは、心理学的にも実証されています。具体的には「ザイオンス効果」と呼ばれ、接触頻度を増やすことで好感度アップが図れる心理現象のことです。

 

ザイオンス効果の身近な例がテレビCMです。そんなに気にしていない商品なのに、何度もテレビCMを見ているうちに、なんとなく身近に感じてしまう。結果、店頭で見かけたら、つい買ってしまうことも、よくあることです。

 

それじゃ、会う回数を増やせばいいじゃないか。

 

そう考えてしまいますが、リアルに会う営業活動には限界があります。しつこく会いたがれば、お客様に嫌われる可能性もあります。そこで接触頻度を増やす方法として、WEBでも可能だということを知っていただきたいのです。

 

WEBによる「ザイオンス効果」の上げ方とは?

WEBなら、ユーチューブ、フェイスブックやLINEなどのSNSといった接触手段があります。さらにブログを書いたり、メールマガジンを発行することで、接触頻度を高めこともでます。ブログなら、月に一回よりは、週一回。週一回よりは毎日というタイミングで更新していく。メールマガジンなら発行することで、接触回数が増やすことができます。

 

これなら中小企業レベルであったとしても、費用を最小限にしてテレビCMと同様の効果が得られるというもの。ザイオンス効果を意識したブログ記事、メルマガを書くことで、身近に感じてもらうことができます。

 

さらに好感度アップだけでなく、発信者への考え方に賛同してもらいやすくなるとうメリットもあります。つまりファンづくりの下地にもなるのです。

 

ザイオンス効果で、注意したいこと。

ただ注意したいのが、ただ接触頻度を多くすればいいものではないことです。悪い印象のまま接触回数を増やした場合、逆効果になってしまいます。たとえば、毎回セールスばかりの内容だったら、読み手も嫌になるのは当然のこと。ただ、セールスをするのが悪いのではなく、露骨なセールスを控え、タイミング良くセールスをすることが大切だということです。

 

だから、ブログ記事やメールの内容は、お客様の役立つ情報を提供するなど、できるだけ好印象になるよう努めること。基本的には、対象としている「お客様が知りたい内容を伝える」ことを前提にされることをオススメします。

 

こうしたブログやメルマガの発信は、地道な活動が求められるうえに、すぐに契約にはつながりません。しかし、確実にお客様とつながる近道でもあります。もし、ご興味があるのなら、ぜひトライされてみてはいかがでしょうか。

 

 

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