「長期優良化リフォーム推進事業」をネタにアピールする

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工務店・建築業専門のコピーライター小澤です。

モノを売るとき、サービスや商品の魅力を前面に打ち出しながら、セールスしていきますよね。そのサービスや商品が安価なものなら、ある一定のセールスをかければ、買い手は比較的動いてくれます。

しかし、それが高価になればなるほど、買い手は二の足を踏んでしまいます。そこで一つの手として、別なアプローチで「買い手の背中」を押してあげることも考えておきたいところです。

たとえばリフォーム会社の場合。トイレや風呂など10万円以上の施工であっても、なかなかセールスが大変です。それが100万円以上かかるリフォームとなれば、かなりシビアな世界になってきます。

そこでセールストークの一つの方法として、「補助金」をセールストークに出してみるのです。さまざまなリフォームの補助金があるかなで、代表的なモノに「長期優良化リフォーム推進事業」の補助金があげられます。

■長期優良化リフォーム推進事業とは

質の高い中古住宅や子育てしやすい環境づくりを進める一環として、国が設けた補助金制度です。具体的には、「既存住宅の長寿命化」や「三世代同居」などの複数世帯の同居などのリフォームに対する費用の一部を負担するというもの。

■補助の対象となるには

その1 工事前にインスペクション(実地調査)を実施すること。

その2 一定の性能を満たす工事であること。
躯体構造等の劣化対策、耐震性は必須。その他は、省エネルギー対策、維持管理・更新の容易性、省エネルギー対策など。

その3 リフォーム履歴と医事保全計画を作成すること。

■補助金について

補助金交付の対象と認められた場合、補助金が交付されます。補助率は補助対象リフォーム工事費等の合計の1/3で、一戸当たり最大100万円です。さらに三世代同居対応改修工事を実施する場合は下記の限度額プラス50万円となります。

こうした補助金をホームページなどで紹介するとともに、具体的なリフォームパターン事例を紹介するのがいいでしょう。

「浴室をリフォームしたい」「キッチンを増築したい」…。さまざまなリフォームパターンを提示することで、「こんなリフォームもでるのか!」と思わせることができます。さらにこうした情報だけでなく、サポート体制を書くことも忘れないことです。

対象となる方々は一般の人々。「補助金はうれしいが、長期優良化リフォーム推進事業ってなんだか面倒かも」と思います。そこでリフォーム会社が完全サポートをすることをアピールすることで、「ここに一度聞いてみようか」ってことになるのですね。

単純にセールスするだけでなく、対象となる方の目線で良い情報を提供する。さらに、されをしっかりフォローしていることまで提示することで、申込みや問い合わせにつながるのですね。

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